新学期始まる

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授業参観での様子

この春、進級して長男は小学4年生になった。

先日新学年になってからはじめての授業参観に行ってきた。

1年生のころ学校行きしぶりがあり、半年間一緒に授業を受けていたことがあるため、1年生の時に同じクラスだった子はある程度知っていた。

数年ぶりに他所(よそ)の子を見るとみると、みんなすっかり心も体も大きくなっている印象を受けた。

小学生ながらではのやんちゃ発言をする子、席の近いこと楽しそうに話をする子。授業にも積極的に参加して手を挙げる子。みんな小学校生活がすっかり安定していわゆる”学校楽しい”と感じるようになってきている印象をうけた。その中で我が子はというと・・・

とにかく小さい。

背が小さいのはもともとわかっていたが、それ以上に”オーラ”(いわゆる存在感)というものがとにかく薄いのだ。

でも母が見にきてくれていることは嬉しいし照れ臭い感じもするといった様子だった。

家では帰るなり開口一番に、妹に強気な声を張り上げるというのに、クラスでの様子は常に緊張している様子で、家でのあの自信ありげな態度からは程遠いものに感じた。

もともと勉強が苦手なほうでこれまでも宿題で苦戦してきていた長男。

勉強については夫婦ともにあまりレベル高いものを求めることなく、とにかく元気に学校に行ってくれてたらいいと思っていた。

でもクラスでの様子を見て、その元気さすらもない感じがしたのだ。

常に何かに緊張している状態。

自信を持たせてあげたい。

なんでもいい。長男に自信を持たせたいと思った。

習い事の再開を提案

そういえば、長男が新しいクラスで自己紹介をした話を思い出した。

そのときに「みんなどんなことを話していたの?」と尋ねると、「習い事で○○してる」といった自分の得意とするものをみんな話していたそう。

そこで長男に「●●(長男の名前)は何を話したの?」と聞いたところ、「”テニスしてる”って言った」というのである。

ーテニス”している”ではなく”していた”ではないか!?ー

とツッコみたくなる気持ちを押さえて、やっぱり少しでもやっていたテニスには多少なりとも自信があって好きなんだなということを実感した。

なんでも人から指図されてやることが嫌いな長男。

アマノジャクなところがあり、誘うと嫌がる傾向がある。

これまでも何度かテニスを再開させたくて誘ってきたが、そのたびに、「テニスは好きだけどスクール(人から教えてもらうことは)いや」と拒否してきた長男。

4年生になり自己紹介の話で習い事の話題が出たという話の流れで、それとなく長男に「スクール再開しない~?お母さんも同じ時間に横のコートでレッスン受けるからさ!」と私と一緒にやることを前提にして誘ってみた。

すると意外にも「いいよ!」という返事。

私のせっかちな性分がウズウズしだした…。

これは気持ちが冷めないうちに早く動き出さない…!!

という気持ちが強くなり早速スクールに電話。

「週末に早速行くことにしたよ!」と報告した。

長男には、上手い下手はいいとして、とにかく何でもいいから一つ自信となるものを持たせてやりたかった。

小学1年生の2学期になって、学校に行き渋るようになるまではテニスを習っていた。

テニス経験者の私から見て、決して”上手い”部類には入らず、”素質がある”というわけでもない。

でも、テニスは他の子があまりやっていないという意味では、上手い下手がわかりづらく、”習っている”というだけで”へ~(すげー)”という称賛の声がもらえるスポーツだ。

週1回の習い事で体をしっかり動かすことで成長ホルモンも促され、きっと身長も伸びて、精神的にも自信につながるに違いない。長男がやる気になってくれたことが嬉しかった。

テニスだ!!今こそテニスを再開させるときだー!!

HSS現る!?

HSPの私の子どもである長男はHSPの中でもHSSと言われるタイプである。

ここでHSSの悩ましい特徴を少しご紹介↓↓

【HSSの特徴】

  • やる気のある時とない時の差が激しい
  • やる気はあるけど、何もできていない
  • 行動したいのに、その勇気が出ない
  • いつも緊張していて、気が休まらない
  • 人の意見に流されやすい
  • 切り替えができない
HSS型HSPとは?性格の特徴と対処法 | ブレインクリニック (tokyo-brain.clinic)

早速週末の予定を調整して、長男に「明日テニス行ってみよう!予約したから。」と伝えた。

すると「えーっ…わかったぁ」と拙い返事。

「コーチは誰?」「人数は何人いる?」「何分のレッスン?」と急に現実味を帯びたのか質問してくる長男。

答えるたびに雲行きがあやしくなる…

これはもしや…と思いながら、プラスになるイメージをいろいろ並べて話をしていた。

しかし翌朝になって、朝から荒れだした。長男は自分が嫌と思うことがあると聞き分けが悪くなり、わがままがきつくなる傾向がある。

学校も今日は休み、(一番嫌いな)宿題も終わっている…

テニスが嫌なのか

準備周到であとは行くのみの状態となっていた。HSPの私は急な予定変更が苦手(嫌いともいう)。

これまでであれば、嫌そうな様子が見えても、見ぬふりして勢いで連れ出していたであろう。

でも、ここで無理に連れて行っても、自信を持つどころかストレスになるだけである。

本人が楽しい、行きたいと思わなければ意味がない。

今回は珍しく(これまでの経験から私が学んだのか!?)やめておこう、と思った。

よくよく考えると、今回の件は授業参観で緊張気味の長男を見て、私が先走って勝手に

「自信を持たせなければ…そうだ!テニスはどうか。。。よし、テニスだー!」

と暴走して進めた話。

当の本人はこれっぽっちもテニスをしたいと言っていたわけではない。ちょっとやってもいいかも、と思ったぐらいのことだろう。

また長男をちゃんと見れていなかった。(反省)

でも無理やり連れ出さなかっただけ、私の(母親としての)成長はあったのかもしれない。

ところが、スクールに行かないと決めた直後のこと。

長男が妹に「今からテニスしに行こう!」とラケットをもって近所の公園に誘い出していた。

テニスやりたいんかーい!

と少々イラっとしながらも、公園遊びのテニスに付き合うこととなった。

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