スコーレ
私は長女の育休中のときにスコーレに入会した。
それからというものスコーレが毎朝開催している早朝研修というものに参加している。
早朝研修では毎朝瞑想をしたあとに、朗読を通じて生き方の基本を学ぶ。
このスコーレという団体。
ネットで検索すると「怪しい」とか「洗脳されている」といったようなマイナスのワードしか出てこないことがなんとも悲しい。
個人的にはスコーレを通じて、「人としての生き方の基本」を学ぶことで、これまでも子育てだけでなく、仕事においても大いに救われてきたことが多い。
スコーレについては、一言で説明ができない。説明しようとするほど、内容が薄っぺらく感じられてしまい、上手く伝えられない。
ここに「体験」するということがどれだけ大切かということを実感する。
だからと言って「百聞は一見に如かず」という言葉も今一つしっくりこない。
1回経験しただけでもなかなか体得できないのだ。
何度も何度も毎日叩き込んで、ジワジワと「よさ」を実感ところにスコーレの良さがあるからだ。
ここにスコーレの普及の難しさを感じる。
スコーレについては、どこかで時間を割いて、記事にまとめたいと思っているが、まずは毎日の学びで感じたことをブログで綴っていくことにした。
スコーレ=正式名称:公益社団法人スコーレ家庭教育振興協会
1980年設立。1999年、文部科学省より社団法人として認可を受け、2014年、か内閣総理大臣より公益社団法人として認定を受けた生涯学習団体。
子どもたちのやり取り
今朝の内容を読んで、ちょうど昨日あったことを思い出していた。
3歳の長女は最近自分の気に入らないことがあると「お母さんもお兄ちゃんも嫌い」と言ってくる。
それを言われたとき「お母さんは好きだけどねー」受け流しながら、私は返すが、昨日は長男がその言葉に引っかかったようだった。
「何が嫌いなんか理由を言いなさい」とひたすら長女に詰めよっていた。
長女は何を責められているのかわからない様子で、ふざけた返しをしていたが、それを見かねた長男が「お兄ちゃんも嫌い」と返した。
そのとたんに悲しくなって泣き出した長女に対して、長男が「嫌いって言われたら悲しでしょ。そんなこと言わないで。」と伝えていた。
自分の発する言葉
「自分の発した言葉は回りに回って自分に返ってくるっていうことだよ。だから嫌いっていう言葉をたくさん言わないようにしたほうがいいよ。言うなら大好きを伝えた方が、自分もうれしくなるから。」
と私が補足すると、長女はすぐに「お兄ちゃん大好き」と言い直していたw
長女の嫌いの多用は日常茶飯事で、また言ってるわ~と聞き流しがちでいたが、昨日長男がツッコみを入れてくれたおかげで、こういったこともきちんと話して伝えていかないとなーと反省し、長男にありがとうと伝えた。
悪口を言わない
【今朝の内容】《一部抜粋》「こころの添え木~人生の花を咲かせる」 永池栄吉著(スコーレ出版)より
- 人は鏡である
人はしばしば、自分の中のこだわりや、潜在的な欠点を通じて、相手を見る場合がある。
こんなとき、人は他人を語っているようで、実は己自身を語っている。
- 高慢な人
自分の手柄話や、他人への人物批判を得々とする人ほど、その虚勢の裏に抜き難いコンプレックスを秘めていることが、ままあるもの。
今朝の朗読箇所の内容と子供たちのやりとりは直接リンクすることはないが、「人は鏡である」ということには通ずるものがある。
子どもたちにはプラスとなる言葉をたくさん使ってほしいと思う。そのためにも普段から自分自身も言葉遣い、話し方に気をつけなければならないなと感じた。
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